偽造免許証で島根原発入構＝容疑で会社員男を逮捕―島根県警

　中国電力島根原発（松江市）に立ち入る際に偽造した運転免許証を提示したなどとして、島根県警松江署は２５日までに、有印公文書偽造・同行使と道交法違反（無免許）の疑いで、三重県鈴鹿市若松西の会社員西城秀容疑者（２４）を逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めているという。 　逮捕容疑は１０日午前１０時１０～２５分ごろ、松江市内の県道で、軽自動車を無免許で運転した上、同市鹿島町片句の島根原発に入る際、有効期限欄を偽造した運転免許証を職員に提示した疑い。　 　同署によると、西城容疑者は鳥の巣の撤去作業の下見のために入構した。同原発関係者が１１日、免許証に記載されている西暦と和暦がずれていることに気付き、県警に連絡した。（了）【時事通信社】