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戒厳令を3カ月延長=ロシアの侵攻、長期化不可避か―ウクライナ


 ウクライナ最高会議(議会)は22日、ロシア軍による侵攻が始まった2月24日から敷かれている戒厳令について、さらに3カ月延長することを決定した。これまでは1カ月ごとの延長だった。ロシアのプーチン政権が東部ドンバス地方を「歴史的領土」として制圧を目指す中、ウクライナのゼレンスキー政権としても長期戦は不可避と判断したとみられる。  ドンバス地方のうち、ルガンスク州でウクライナ軍支配地域として残るセベロドネツクなどが、ロシア軍の激しい攻撃にさらされている。州全域を制圧できれば、プーチン大統領にとっては国内向けにアピールできる「戦果」となる。  一方、ゼレンスキー大統領は22日、首都キーウ(キエフ)でポーランドのドゥダ大統領と共同で記者会見した。戒厳令に絡み、18~60歳の男性に対し出国禁止を見直すよう求める声があることに「理解できない」と不快感を示した。現在の戦況について「東部の激戦地で日々50~100人が命を落としている」とも明らかにした。ロシア軍を押し返していると伝えられる中でもウクライナ軍の犠牲は大きいもようだ。  会見でドゥダ氏は「ブチャ、ボロディアンカ、マリウポリ」と大勢の民間人が犠牲になったウクライナの地名を列挙した。今後のロシアとの関係について「犯罪や侵略、基本的人権が踏みにじられたことを忘れて、昔のように戻れるわけがない」と強調。ハンガリーなどロシアとの経済関係維持を図ろうとする国々を暗に批判した。 【時事通信社】
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