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中国空母、発着艦100回超=沖縄南方で活動中、岸防衛相懸念


 岸信夫防衛相は10日の閣議後の記者会見で、今月上旬から沖縄南方の太平洋で活動を続けている中国海軍の空母「遼寧」について、艦載機の発着艦回数が100回を超えたことを明らかにした。その上で、「わが国の南西諸島や台湾に近接した地域での活動で、懸念を持って注視せざるを得ない。強い緊張感を持って警戒監視に当たる」と述べた。   防衛省によると、遼寧やミサイル駆逐艦など8隻の中国艦艇は1~2日に沖縄本島―宮古島間を南下。遼寧はその後、沖縄県の沖大東島の南西160キロから石垣島の南方150キロの海域を移動しながら、艦載の戦闘機やヘリの発着艦を繰り返した。  発着艦は夜間を含め8日まで6日連続で行われ、回数は100回を大きく超えた。発艦後の編隊飛行も確認されている。海上自衛隊の護衛艦「いずも」が警戒監視を続けており、領空侵犯や自衛隊への危険な行動はないという。  遼寧は昨年12月にも沖縄南方で発着艦を実施したが、今回はこれまでで最も日本に近い海域での活動。防衛省は、中国海軍が空母の運用能力や、より遠方での作戦遂行能力の向上を狙っているとみている。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕沖縄南方の太平洋で、艦載戦闘機を発艦させる中国海軍の空母「遼寧」=4日(防衛省統合幕僚監部提供)
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