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運航会社社長を聴取=水中カメラ投入、捜索続く―知床観光船事故・北海道


 北海道・知床半島沖で26人が乗った観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、海上保安庁が運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長(58)を任意で事情聴取したことが4日、海保関係者への取材で分かった。  第1管区海上保安本部(小樽市)は2日から2日連続で、業務上過失致死容疑で同社関係先への家宅捜索を実施。同社側の安全管理上の過失がなかったかについても解明を進めている。  同保安本部などは4日も行方不明者12人の捜索を継続。3日に初めて水中カメラが船体内部に入ったが、不明者に関する手掛かりは現時点で得られていない。4日も海保がカメラを投入して確認を進めている。  捜索は海上自衛隊や北海道警と協力して実施。3日夕に道警の水中カメラが船内に入った。同保安本部によると、椅子などが確認できたものの視界は悪く、ライトで照らされた限られた範囲だけが確認できる状態という。同保安本部などは映像データの精査を進め、船内の状況解明を急ぐ。   船体は4月29日、救助要請があった「カシュニの滝」から西北西約1キロの沖合で、水深約120メートルの海底に沈んだ状態で発見された。海保の潜水士が潜れる限界を超えているため、海上保安庁は特殊な潜水技術を持つ民間業者と契約を締結。業者は今月中に調査に着手する予定。  同保安本部などは4日、船舶や航空機による捜索も継続した。  事故は4月23日に発生。これまでに乗客14人の死亡が確認されている。(了)【時事通信社】
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