starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

「私の至らなさ」繰り返す=土下座3回、事故を謝罪―観光船社長、初の会見


 「判断は間違っていた」。観光船「KAZU I(カズワン)」が北海道・知床半島沖で消息を絶って以降、27日に初めて記者会見を開いた運航会社の桂田精一社長(58)。事故当日の出港判断に誤りがあったと認めた上で、「私の至らなさだ」と繰り返し、土下座して謝罪した。  北海道斜里町内のホテルで行われた会見には大勢の報道陣が集まり、約2時間半続いた。黒のスーツ姿の桂田社長は冒頭、「お騒がせして大変申し訳ございません」と述べ、数秒間土下座して謝罪。その後も反省の言葉を口にし、床に額をこすり付ける場面が2回あった。  会見を開くまで時間を要したとの指摘には、被害者家族への対応に追われたとし、「私一人では対応できなかった」と釈明した。安否不明者を捜索するために力を尽くすと強調。「被害者の方の気持ちを第一に考えて対処し、事故の原因究明の協力を全力で行う」と断言した。  船体に傷が付いた昨年の座礁事故については、写真を示しながら傷の箇所や修理した部分を説明。一方で船が消息を絶った際、衛星電話を積んでいなかったとみられ、安全管理が行き届いていなかったとの認識も示した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見で謝罪する観光船運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長=27日午後、北海道斜里町
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.