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天候悪化も捜索継続=安否不明15人の発見難航―運航会社社長が午後会見・観光船事故


 北海道・知床半島沖で観光船「KAZU I(カズワン)」(乗客乗員26人)が遭難した事故は27日、発生から5日目を迎えた。第1管区海上保安本部(北海道小樽市)などは範囲を広げて捜索を続けているが、依然として15人の安否不明者は見つかっていない。27日は午後にかけて天候が悪化する見通しで、捜索は難航が予想される。  同本部などは知床岬を挟んだ海域を中心に、巡視船艇や航空機で捜索を実施してきた。天候が悪化しても船艇による捜索は続ける予定。一方、ウトロ漁協は、同日の漁船による捜索を中止した。   カズワンは沈没した可能性が高く、ソナー(水中音波探知機)を使って海底も捜している。ただ、現場周辺は過去に沈んだ船もあり、捜索は難航。26日も漁業関係者からソナーに大きな影が映ったとの通報を受け、カズワンが消息を絶った付近に潜水士を派遣して調べたが、船体は確認できなかった。  札幌管区気象台によると、27日は昼ごろから午後にかけての風速が15メートル前後と予想される。夕方からは波の高さは3メートルとなる見込み。  カズワンの運航会社「知床遊覧船」(斜里町)の桂田精一社長は27日午後、同町のホテルで記者会見を開く予定だ。桂田社長が事故後、公の場で説明するのは初めてで、国土交通省関係者は「出港に至った経緯などについて言及があるのではないか」と話している。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕悪天候のため行方不明者の捜索を中止したウトロ漁協付近で座り込む人=27日朝、北海道斜里町
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