トヨタ販売会社に罰金＝不正車検事件―豊橋簡裁

　愛知県豊橋市のトヨタ自動車系列販売店による不正車検事件で、豊橋区検は２６日、道路運送車両法違反罪で、法人としての「ネッツトヨタ愛知」（名古屋市）を略式起訴した。豊橋簡裁は罰金５０万円の略式命令を出し、同社は即日納付した。 　一方、名古屋地検豊橋支部は同日、元副店長ら１０人を不起訴処分とした。理由は明らかにしていない。 　県警は２月、普通乗用車の車検で法定の点検や整備を正しく行っていないのに、保安基準に適合すると証明する書類を作成し、中部運輸局に提出したなどとして、元副店長らを書類送検していた。 　ネッツトヨタ愛知の話　深くおわびする。信頼回復に向け、再発防止に取り組む。　（了）【時事通信社】