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公邸占拠事件、解決25年で軍式典=左派大統領に反発で退席者も―ペルー


 【リオデジャネイロ時事】南米ペルーの首都リマで1996年12月に発生した左翼ゲリラ「トゥパク・アマル革命運動」による日本大使公邸占拠事件は22日、終結から25年を迎え、当時武力突入訓練のため市南部に建設された公邸レプリカで軍主催の記念式典が行われた。救出作戦「チャビン・デ・ワンタル作戦」に参加した元特殊部隊兵士や元人質らが参加。作戦成功をたたえるとともに、死亡した特殊部隊員2人とペルー人人質1人の冥福を祈った。  式典には、左翼ゲリラとの関連がうわさされ、保守的な軍とは距離がある急進左派のカスティジョ大統領をはじめ、片山和之駐ペルー日本大使らが参列。RPPラジオによると、カスティジョ氏は「団結は力だ。われわれは政府として、いつでも総意を形成する用意がある」と述べた。反発する一部の元特殊部隊員はカスティジョ氏への立礼を拒否し、退出した。  事件の記憶から、公邸レプリカを長年訪れられなかったというリマ在住の元人質、佐藤繁徳さん(73)も式典後の懇親会に参加。「(レプリカの)閉じ込められていた部屋に行ってみたが、改めて助かったのは奇跡としか思えない」と感慨深げに語った。 【時事通信社】 〔写真説明〕22日、ペルー日本大使公邸占拠事件の終結25年を記念する式典に出席したカスティジョ大統領(中央、灰色のマスク)=リマ(ペルー国防省のツイッターより) 〔写真説明〕22日、ペルー日本大使公邸占拠事件の終結25年を記念する式典に出席した、当時の特殊部隊員ら=リマ(ペルー国防省のツイッターより) 〔写真説明〕25年前の1997年4月22日に解決したペルー日本大使公邸占拠事件で、軍特殊部隊の突入訓練のために建てられた公邸レプリカ=7日、リマ
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