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15日、金主席生誕110年=記念行事、軍事パレード可能性も―北朝鮮


 【ソウル時事】北朝鮮は15日、故金日成主席の生誕110年を迎え、首都平壌で数万人が参加する大規模な記念行事が開催される見通しだ。金正恩総書記は祝祭ムードを盛り上げ、国内の結束を高めたい考えとみられる。軍事パレードを実施する可能性もあり、日米韓当局は、近日中のミサイル発射や核実験への警戒を続けている。  朝鮮中央通信によると、平壌では15日を前に、金主席の生前の活動を伝える写真展や、業績に関する論文の討論会が開かれた。芸術展やテコンドー大会も行われている。  米政府系メディアによると、平壌中心部の金日成広場で今月、数万人が参加しマスゲームを準備しているような姿が衛星写真で捉えられた。平壌の別の場所では兵士や車両が集結し、軍事パレードを準備しているとみられる様子も確認された。  ただ、15日は多数の住民の参加する大会を開催し、軍事パレードは25日の「朝鮮人民革命軍」創設90年に実施するとの見方もある。韓国当局は「時期を予断するのは難しいが、軍事パレードを準備している」と説明している。  平壌では11日と13日に相次いで新たな住宅街の竣工(しゅんこう)式が行われ、正恩氏が市民の生活を重視する姿勢を強調した。一方で、昨年1月の党大会で決定した5カ年計画に基づき、軍事力強化も急速に進めている。3月に「新型」と主張する大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射。2018年に爆破された北東部・豊渓里の核実験場では、坑道の復旧とみられる動きが衛星画像の分析で明らかになった。  米国は最近、約5年ぶりに日本海に空母を展開し、自衛隊と合同訓練を実施。抑止力の強化を確認した。18日からは北朝鮮が猛反発してきた米韓合同軍事演習が予定されており、朝鮮半島情勢をめぐる緊張が高まりそうだ。 【時事通信社】 〔写真説明〕北朝鮮の故金日成主席(左)と、故金正日総書記(右)=1992年、平壌(朝鮮中央通信提供)(AFP時事)
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