台風１号、小笠原諸島へ＝１４日以降、暴風高波警戒―気象庁

　大型で強い台風１号は１２日、フィリピンの東海上を北上した。１４～１６日に小笠原諸島に接近する見通し。気象庁は１号が最も近づく１５日を中心に、暴風や高波、大雨による土砂災害に警戒を呼び掛けた。 　小笠原諸島で１４日に予想される最大瞬間風速は２５～３５メートル、波の高さは６メートルでうねりを伴う見込み。 　１号は１２日午後３時、フィリピンの東海上を時速１０キロで北に進んだ。中心気圧は９７０ヘクトパスカル、最大風速は３５メートル、最大瞬間風速は５０メートル。半径９５キロ以内が風速２５メートル以上の暴風域、東側７００キロ以内と西側５６０キロ以内が風速１５メートル以上の強風域。　（了）【時事通信社】