「信号よく見て渡って」＝警視総監が新１年生に交通指導―東京

　春の全国交通安全運動開始に合わせ、東京都豊島区立朝日小学校で６日、入学式を終えた新１年生３５人に、警視庁の大石吉彦警視総監が横断歩道の渡り方などの交通安全指導をした。 　大石総監は校庭で、新入生に対し「信号をよく見て渡ってください」などと呼び掛けた。その後、神戸紗英さん（６）と一緒に左右を確認し、手を挙げて横断歩道を渡った。神戸さんは「自転車や車に気を付けて歩きたい」と話した。　 　同庁によると、都内では昨年、小学生が絡む交通事故が８６５件あり、うち１人が死亡した。（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕交通安全指導で新１年生の児童らと横断歩道を渡る大石吉彦警視総監（手前右）＝６日午後、東京都豊島区