警察官が駐在所で死亡＝拳銃自殺か―石川県警

　１日午前９時４５分ごろ、石川県加賀市篠原町の篠原駐在所で、県警大聖寺署地域課の男性巡査長（２４）が頭から血を流して倒れているのを署員が発見した。巡査長は搬送先の病院で死亡が確認された。県警は現場の状況から拳銃で自殺を図ったとみて調べている。 　県警警務課によると、巡査長は１日朝、署に出勤せず、駐在所の電話にも出なかったことから、署員を駐在所に派遣したところ、居室スペース内で倒れていた。巡査長は２０２０年４月に採用され、県警は勤務上の問題を把握していないという。 　警務課の谷本憲正次席は「誠に遺憾。事実関係を明らかにし、再発防止に努める」とコメントした。（了）【時事通信社】