大阪公立大開学で除幕式＝府・市立大が統合

　大阪府立大と大阪市立大が統合した大阪公立大が１日、開学し、大阪市住吉区の杉本キャンパスで除幕式が行われる。新入生定員は約２８５０人で、国公立大では大阪大、東京大に次いで全国３位の規模になる。 　公立大は医学、獣医学部を含む１２学域・学部と、大学院に１５研究科を持つ。学生・院生数は計約１万６０００人で、教員の論文引用回数などで算出される世界の大学ランキングで２００位を目指すという。 　大阪・関西万博が開催される２０２５年には、大阪城近くに「森之宮キャンパス」を新設し、都市シンクタンク機能などを強化する。府大、市大は在学生が卒業するまで存続し、辰巳砂昌弘新学長が両大学の学長も兼務する。（了）【時事通信社】