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東名あおり、男に求刑へ=遺族ら意見陳述―一家4人死傷差し戻し審・横浜地裁


 神奈川県大井町の東名高速道路で2017年、「あおり運転」により乗用車を停車させ、トラックの追突事故で一家4人を死傷させたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)罪などに問われた無職石橋和歩被告(30)の差し戻し裁判員裁判の論告求刑公判が30日、横浜地裁(青沼潔裁判長)で開かれる。検察側は危険運転罪の成立を訴え、弁護側は無罪を主張している。  検察側求刑に先立ち、事故で死亡した萩山友香さん=当時(39)=の父親(76)と、萩山さん夫妻の長女(20)の代理人が被害者参加制度に基づき意見陳述する。  公判で検察側は、被告の車が前方に割り込み減速を繰り返したため、萩山さん一家の車は衝突を恐れ高速道路上で止まるしかなかったと指摘し、被告の行為はあおり運転に当たると主張した。一方、弁護側は、停止を余儀なくさせる運転はしておらず、4人の死傷は追突した後続の大型トラックによる無謀な運転が原因だと反論していた。  起訴状によると、石橋被告は17年6月5日夜、パーキングエリアで萩山嘉久さん=当時(45)=に駐車方法を非難されたことに憤慨し、一家の車の進路をふさぐなどの運転を繰り返し、追い越し車線上に停車させて追突事故を誘発。萩山さん夫妻を死亡させ、娘2人にけがをさせたとされる。  一審横浜地裁は18年、危険運転罪の成立を認め懲役18年を言い渡した。東京高裁も19年、同罪の成立を認定する一方、訴訟手続きの法令違反を理由に一審判決を破棄し、審理を差し戻していた。(了)【時事通信社】
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