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盛り土「不適切な場所」=静岡県、熱海土石流で中間報告


 静岡県熱海市で昨年7月に発生した土石流災害をめぐり、県は29日、起点となった盛り土は近隣の川よりも標高が低く地下水が流入しやすかったなどとする中間報告を公表した。排水設備が不十分だったとする関係者証言も盛り込まれた。記者会見した難波喬司副知事は「不適切な場所に盛り土がなされた」と述べた。県は7月までに最終報告をまとめる方針。  報告によると、土石流発生までの3日間の降雨量が盛り土の造成後最大で、大量の地下水が流入。盛り土より標高が高い鳴沢川流域からも地下水が流れ込んだとみられる。  現地調査では盛り土の中に電柱や木などが確認されており、土が十分に固められておらず内部に大きな隙間があったと推定される。   聞き取り調査で、現在の土地所有者の関係者は「2012年10月以降に現場に入った時には、木製の排水路が壊れていた。場所によっては水たまりもあった」と証言した。また、造成は10年6月までに完了したという。  県警は盛り土がされていた土地の現旧所有者の関係先を家宅捜索するなど、捜査を進めている。(了)【時事通信社】
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