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南東部死者5000人か=ロシアの包囲攻撃やまず―停戦交渉で対応協議へ・ウクライナ


 【イスタンブール時事】ウクライナ南東部マリウポリの当局は28日、ロシア軍が3月1日から続ける激しい包囲攻撃により、27日までに「大まかな概算で、5000人近くが死亡したとみられる」と発表した。ウクライナのメディアが報じた。このうち約210人が子どもという。  マリウポリでは激しい戦火がやまず、当局は「正確な犠牲者数の把握は不可能だ」と訴えている。また、包囲開始後に15万人が市外に脱出したものの「17万人がなお取り残されている」と説明した。  マリウポリではこれまでに軍事とは無関係の産科病院をはじめ、劇場、美術学校など民間人の避難先も被弾して犠牲が拡大。国際社会では「ロシア軍の無差別攻撃」への非難が高まっているが、ロシアは民間人施設の攻撃への関与を否定し続け、作戦を続行している。  一方、首都キエフ郊外のイルピンの市長は28日、ウクライナ軍の抗戦により「ロシア軍から解放された」と宣言した。ロシア軍がウクライナ侵攻を開始した2月24日以降、イルピンでは激しい攻撃が繰り返されていた。  こうした中、ロシアとウクライナの代表団による停戦交渉の4回目の対面協議が29日、トルコのイスタンブールで始まる見通し。協議ではマリウポリなどで深刻化する人道問題への対応も引き続きテーマとなる。ロイター通信によると、ウクライナのクレバ外相は28日、「人道問題は最低限で、できれば停戦合意に到達したい」と述べた。  トルコのメディアによれば、ウクライナ代表団は28日夜、イスタンブールに到着した。ロシア代表団は既に現地入りしている。 【時事通信社】 〔写真説明〕ウクライナ南東部マリウポリで、攻撃によって破壊されたアパート=28日撮影(ロイター時事)
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