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融資違法仲介「人助け」強調=現金は「政治活動の応援」―遠山被告


 貸金業法違反事件の公判で元衆院議員の遠山清彦被告(52)は、違法行為を認める一方、「支援者を助ける気持ちだった」と強調。融資仲介は多数ある陳情内容の一つで、手数料として得た現金は自身の政治活動を応援する意味もあったと釈明した。  2月の初公判で「政治不信を招いたことを深く反省している」と頭を下げた遠山被告。ただ、被告人質問では、問題となった日本政策金融公庫の融資仲介について、「正当化」とも受け取れる発言が目立った。  仲介を引き受けた理由を問われると「新型コロナウイルスの感染が急拡大し、資金繰りに困る中小企業を少しでも助けたかった」と説明した。国会議員らに対する公庫の特別対応の存在は「具体的に知らなかった」とし、自ら直接働き掛けはせず、審査に介入しないことに留意していたと訴えた。  仲介で手数料を得たのは一部で、うち50万円を受領したケースでは当時選挙区のくら替えを目指していた自身への激励の気持ちが込められていたと語った。依頼者から「私がこつこつとためた。そのことを感じてください」と言われ、全額500円硬貨で渡されたと述べた。  自ら仲介の対価を求めたことはないとも強調。「法律違反に当たるとの認識が不十分だった」とし、「依頼者の顔を見ず、システマチックに融資依頼を受け、窓口を紹介したことが問題だった」と釈明した。(了)【時事通信社】
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