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ウクライナ抵抗で作戦縮小か=ロシア、南東部攻略に重点


 【ワルシャワ時事】ロシア軍は25日、ウクライナでの軍事作戦について「第1段階の主な目的は達成された」として、南東部の親ロ派武装勢力の支配地域拡大に重点を移す方針を示した。2月24日の侵攻開始に際し、ロシアのプーチン大統領はウクライナの「非武装化」などを目標に掲げていた。ウクライナの抵抗で戦線が停滞したまま1カ月が過ぎ、首都キエフを攻略する計画から作戦規模を縮小した可能性もある。  ロシア軍参謀本部は「ウクライナ軍の戦闘能力は著しく低下しており、東部ドンバス地方の解放という主要目標の達成に主な力を集中させることが可能になった」と主張。ロシア国防省は、今月2日以降で初めてロシア軍の人的被害を更新し、1351人が死亡したと発表した。  米メディアは情報当局の分析としてロシア将兵7000人近くが戦死したと報じており、実際はロシア国防省の発表をはるかに上回るもようだ。米シンクタンク「戦争研究所」も、ロシア軍が準備した精密兵器をほとんど使い果たした可能性があると分析。手詰まりが指摘されている。  ロシアはキエフの短期制圧を狙ったとされるが、ウクライナ軍の徹底抗戦に遭った。2014年にロシアが併合した南部クリミア半島と親ロ派が実効支配するドンバス地方をつなぐ一帯の掌握を優先し、南東部の要衝マリウポリへの攻撃を強めているとみられる。プーチン政権は、ドンバス地方のマリウポリも親ロ派の「固有の領土」と見なしている。 【時事通信社】 〔写真説明〕破壊された集合住宅の近くに座り込む人々=25日、ウクライナ・マリウポリ(ロイター時事) 〔写真説明〕避難民の車の横を通る親ロシア派武装勢力の装甲車=24日、ウクライナ・マリウポリ(ロイター時事) 〔写真説明〕住民の前に立つロシア兵=23日、ウクライナ・マリウポリ(ロイター時事)
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