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ロシア将官ら異例の5人戦死=スマホで連絡、筒抜け―英情報筋


 【ロンドン時事】ウクライナに対するロシア軍の侵攻開始から1カ月足らずで、同軍の将官ら上級将校少なくとも5人がウクライナ側に前線で殺害された。ロシア軍の使用する通信システムが極めて旧式なため容易に傍受され、将官の行動予定が筒抜けになっていることなどが背景にある。英情報筋が明らかにした。  ウクライナ当局や報道によると、戦死したのは陸軍の少将3人と大佐2人で、今月初めから18日にかけ、ハリコフやマリウポリ付近で狙撃されるなどし、死亡した。将官クラスの戦死としては異例の人数で、ロシア部隊の指揮系統の混乱につながっているもようだ。  英米は合同の通信傍受チームをウクライナに派遣しており、捕捉した情報はウクライナ軍・情報当局と共有されている。情報筋は「侵攻したロシア軍は初期的なアナログ通信でやりとりしている部隊が多い」と指摘。前線部隊の指揮官と後方の司令部がスマートフォンで連絡しているケースもあり、「通信内容が丸ごと傍受されているに等しい」と話した。  英国防関係者によると、ロシア軍は上級司令官が前線に出て部隊にハッパを掛ける伝統があるという。3年前にそれをなくすために軍の規則が変更されたが「昔ながらのやり方にこだわる司令官は今も少なくない」という。  情報筋によれば、前線部隊では、米欧がウクライナに提供した対戦車ミサイルへの恐怖から、前進を命じられても動かない兵士が増加。このため直接指揮を執るため将官らが現地に赴いたところ、待ち構えたウクライナ兵に標的にされたようだとしている。 【時事通信社】 〔写真説明〕キエフの保安検査所で警備に当たるウクライナ兵士=19日(EPA時事)
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