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英閣僚に不審ビデオ電話=「ウクライナ首相」装う


 【ロンドン時事】英国のウォレス国防相とパテル内相が、「ウクライナの首相」に成り済ました人物からビデオ電話を受けていたことが明らかになった。ウォレス氏はロシアの関与を指摘。西側諸国とロシアの情報戦の激しさが浮き彫りとなった。  ウォレス氏は17日、自らのツイッターで「幾つも誤解を招くような質問をしてきたので、不審に思い、電話を切った」と公表。「ロシアが偽情報、事実の歪曲(わいきょく)、汚い手口をいくら使っても、ロシアの人権侵害とウクライナに対する不法な侵略から目をそらすことはできない」と強調した。パテル氏も「今週私にも同様のことが起こった」とツイッターで明らかにした。  ビデオ電話は米マイクロソフトの業務用チャットサービス「Teams(チームズ)」で行われた。ウォレス氏は英メディアに「その男は(ウクライナのシュミハリ)首相に似ており、声もそっくりで、背景にはウクライナの国旗があった」と説明。その上で「英国が黒海に軍艦を送るか、ウクライナが核兵器を持つべきかどうかなどを質問した」と述べた。  このほか、「ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)加盟の野心を捨て、『中立』国家になる可能性」についての質問もあったという。英政府はウォレス氏らのやりとりが歪曲・編集され、ロシアのプロパガンダに利用されることを懸念し、24時間態勢でインターネット上を監視している。 【時事通信社】 〔写真説明〕ウォレス英国防相=17日、ポーランド・ワルシャワ(EPA時事)
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