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被災地、大雨大雪の恐れ=土砂災害を警戒―破損家屋の補修急ぐ―宮城・福島


 宮城、福島両県で最大震度6強を観測した地震の被災地では18日、急速に発達する低気圧の影響で天候が悪化した。東北太平洋側では同日夜から19日にかけて大雨や大雪になる見込みで、気象庁は地震の影響で地盤の緩んでいる所があるとして、土砂災害や低い土地への浸水、河川の増水に警戒を呼び掛けた。  両県では自治体が家屋被害の調査を進めており、宮城で81棟、福島で103棟の一部破損が確認された。住民らは雨に備え、屋根や窓などの補修に追われた。  気象庁によると、低気圧は19日、三陸沖を急速に発達しながら北東へ進む見込み。東北太平洋側の同日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で60ミリ、同降雪量は山沿い50センチ、平地40センチ。山沿いでは地震の影響で雪崩も発生しやすくなっているとみられ、同庁は注意を呼び掛けた。  地震による死者はこれまでに宮城、福島両県で計3人、けが人は12県で計198人確認された。両県の停電はほぼ解消されたが、断水は宮城県内7市町の約3万4000戸、福島県内5市町の一部で続いている。  東日本高速道路によると、地震で発生した路面の亀裂などによる高速道路の通行止めは、18日正午ですべて解除された。一方、JR東日本によると、列車脱線などの影響による東北新幹線那須塩原―盛岡間の運転見合わせは21日まで続き、全線開通は4月以降となる見通し。 (了)【時事通信社】
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