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文政権と闘った反骨検事=料理好きの愛犬家―尹錫悦氏


 権力に屈しない反骨の検事として名をはせ、「反文在寅」の象徴として国民的な人気を集めた。体格がよくタフな印象だが、料理が得意で愛犬家の一面もある。  両親が大学教授の裕福な家庭で育った。民主化運動を武力鎮圧した光州事件が起きた1980年、ソウル大在学中の模擬裁判で全斗煥元大統領に死刑を求刑。警察の追及を避け、祖母の家に身を隠した逸話が知られる。  9回目の挑戦で司法試験に合格し、検事に。大統領選に絡む世論工作事件の積極捜査が朴槿恵政権に疎まれ、左遷させられた。その後、朴氏の親友による国政介入事件で、朴氏の捜査・公判を指揮。文在寅政権で検事総長に起用されると一転、文政権と対立し、権力にこびない姿勢が国民の喝采を浴びた。  大きな声や話し方などから、こわもてで権威主義的なイメージもある。一方で、趣味の料理は本格的な腕前で、選挙戦中もテレビやインターネット交流サイト(SNS)を通じてチゲやパスタ、オムレツなどを作る姿を発信し、話題を呼んだ。  保護犬や保護猫を育てており、昨年、愛犬「トリ」のアカウントでインスタグラムを開設。こうした意外な顔が、若者や女性の支持獲得にプラスになったとの見方もある。  尊敬する人物は英国の元首相ウィンストン・チャーチル。「ナチス・ドイツに妥協せず、国民を説得しながら困難を突破し、自由民主という秩序を回復させた」ためだという。  50代になって金建希夫人と結婚。子供はいない。芸術家の夫人は経歴詐称や株価操作事件への関与などの疑惑で追及され、選挙運動で表に出ることはなかった。 【時事通信社】 〔写真説明〕チャリティーイベントで料理を披露する尹錫悦氏=2021年12月、ソウル(EPA時事)
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