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2週間で1170人死亡=ウクライナ南東部、病院も被弾―ロシアが原発電力再供給へ


 【イスタンブール時事】ウクライナ当局は9日、ロシア軍による包囲攻撃が続く南東部マリウポリで、過去2週間に民間人少なくとも1170人が死亡したと発表した。マリウポリの住民の多くが食料や水、電気などにアクセスできず、人道状況の悪化が進んでいる。  病院も被弾し、ゼレンスキー大統領は9日、ツイッターで「ロシア軍の攻撃が産科病院を直撃し、子供たちががれきに閉じ込められた。残虐行為だ」と非難。激しく損壊した部屋や建物が映った動画を投稿した。  一方、ウクライナ当局者によれば、9日には各地で女性や子供ら合わせて約4万人が比較的安全な場所に避難した。ただ、マリウポリなど交戦が激しい場所では退避が進まず、なお多くの民間人が危険にさらされている。  インタファクス通信によると、北部のチェルノブイリ原発で電力供給が断たれた問題で、ロシア国防省は「ウクライナの民族主義者が原発の変電所や送電線を攻撃した」と主張した。ロシア関係当局がベラルーシの支援を受けて電力供給を再開させる方針という。  ロシアのプーチン大統領は9日、ドイツのショルツ首相と電話会談。ロシア大統領府は、ウクライナ情勢をめぐる最近の停戦協議などについて議論されたと発表した。プーチン氏は民間人避難について、ウクライナ側が安全な移動を妨げていると批判した。  停戦をめぐっては、トルコ南部アンタルヤで10日、ロシア、ウクライナ、トルコの3カ国外相による会談が行われる。 【時事通信社】 〔写真説明〕9日、ウクライナ南東部マリウポリの破壊された産科病院=ウクライナ軍提供動画より(ロイター時事)
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