アメックス、ロシア事業停止＝ティックトックやネットフリックスも

　【シリコンバレー時事】米クレジットカード大手アメリカン・エキスプレス（アメックス）は６日、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、ロシアと同盟国のベラルーシで全事業を停止すると発表した。同様の措置を発表した米ビザ、マスターカードと足並みをそろえた。 　ロシア国外で発行されたアメックスのカードの国内利用や、ロシア国内で発行されたカードの海外利用ができなくなる。これに先立ち、アメックスは国際的な経済制裁の対象となっているロシア国内の銀行との取引を停止していた。 　一方、中国系の短編動画投稿アプリ「ＴｉｋＴｏｋ（ティックトック）」は６日、ロシアでの動画投稿機能を停止した。ロシア軍に関する「偽情報」を広めた場合に最長で禁錮１５年の刑を科す法律が成立したことに伴う対応で、市民保護のためだと説明している。ただ、利用者同士がやりとりできるメッセージ機能は利用できるという。 　このほか、報道によると、米動画配信大手ネットフリックスもロシア事業を停止した。　【時事通信社】