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核警戒強化、英外相発言が引き金?=ロシア側「説明」が物議―ウクライナ侵攻


 【ロンドン時事】ロシアによるウクライナ侵攻で、プーチン大統領が核戦力の警戒態勢強化を命じたのは、トラス英外相の発言がきっかけだったとするロシア側の「説明」が、英国内で物議を醸している。英政界は、危機的状況に至った責任を英側に転嫁しようとするものだとしてロシアに対する反発を強めている。  報道によれば、ロシア大統領報道官は「北大西洋条約機構(NATO)とロシアの衝突に関する(西側政治家の)受け入れ難い発言」が、核戦力に関する判断に影響を与えたと主張。「名前は言わないが、(発言者の一人は)英外相だった」とトラス氏のみを名指しした。  「発言」がどれを指すか明確でないものの、トラス氏は2月27日、「今プーチン氏を止めなければ周辺国も脅威にさらされ、NATO(とロシア)の戦争になりかねない。だから今(制裁などで)犠牲を払うのが重要だ」と述べた。英国では、ロシア批判が目立つトラス氏に危機激化の責任をプーチン政権が押し付けようとしているとの見方が根強い。  これに対し、ジョンソン英政権は「ウクライナで起きていることから目をそらさせようとするプーチン政権のやり方だ」(首相報道官)と取り合わない姿勢を強調。普段は鋭いジョンソン政権批判を浴びせるスタージョン・スコットランド自治政府首相も、ツイッターで「卑劣な核威嚇の責任を負っているのはプーチン一人だけだ」と外相を援護した。 【時事通信社】 〔写真説明〕トラス英外相=1日、ジュネーブ(AFP時事)
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