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東京高裁「合憲」、4件目=衆院選1票の格差訴訟


 「1票の格差」が最大2.08倍だった昨年10月の衆院選は投票価値の平等に反し違憲だとして、弁護士らのグループが選挙無効を求めた訴訟の判決が14日、東京高裁であった。小出邦夫裁判長は「合憲」と判断し、請求を棄却した。  昨年衆院選での1票の格差をめぐる訴訟の判決は7件目で、合憲判断は4件目となった。東京高裁は2日、別の弁護士グループの訴えに対しても合憲判断を示している。  小出裁判長は、2倍以上の格差が生じたことについて「都市部への人口流入が事前に想定された以上の規模と速度で行われたことによる」と指摘。正確な予測は困難だったとした上で、「格差の程度も大きくなかったことを考慮すれば、憲法に違反する状態とまでは認められない」と結論付けた。  原告側は比例代表選も人口比例とは言えないなどとして違憲だと主張したが、小出裁判長は格差は1.3倍程度にとどまったとし、「投票価値の平等を損なうとは認められない」と退けた。   訴訟は全国の14高裁・支部に起こされており、3月までに判決が出そろう。(了)【時事通信社】
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