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「起こるべきでなかった」=失格続出で現場責任者―ジャンプ混合団体〔五輪〕


 【北京時事】北京五輪のノルディックスキー・ジャンプ混合団体でスーツの規定違反により失格した女子選手が相次いだ件で、現場を統括した国際スキー連盟(FIS)の吉田千賀レースディレクターが9日、時事通信の単独インタビューに応じた。やりとりは次の通り。  ―今回の件をどう捉えているか。  五輪の舞台で、あのような形での失格は起こるべきではなかったし残念です。結果は結果として受け止め、メダルを取ったチームを祝福したい。  ―スーツの計測はどんな手順だった。  通常と違うとすれば、コントローラー(計測者)が1人多く、より目が行き届いたかもしれません。ただ、計測に多少のぶれがあったとしても、確実に失格という選手しか失格にしていないと思います。  ―同じスーツでも失格になる場合と、ならない場合があったという声がある。  いろんな理由があると思います。個人戦はスーツ以外、団体ではスーツをチェックされるパターン。体の状態の変化によっては同じスーツでも違反になることもあります。ここまで言っていいか分かりませんが、(違反が)1センチくらいであれば警告を与え、2回目はちゃんと直してね、ということもあります。  ―計測に問題はなかったか。  コントローラーは仕事を忠実に行っていたと思います。  ―ルール適用を再考する必要はあるか。  こういうことが起こらないようにしないといけないと痛感しました。あってはならないし、あるべきではない。本来はスポーツが前面に出る場だと思っているので、あり得ないです。  ―どう変えていくべきか。  通常の国際大会からチェックを厳しくしていくしかありません。これまでもやっているが、どこかで緩みも出ていたと思います。  ―失格に責任を感じた高梨沙羅選手が、痛切な思いをインスタグラムに投稿した。  気持ちは分かるし、私も同じような気持ちです。非常に責任を重く捉えています。(運営側は)正しいことをしているのは間違いないが、こんな形で今回起こるべきではなかったと思います。 (時事)【時事通信社】
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