starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

住友林業社員の過労死認定=時間外100時間超も―労基署


 2020年に自殺した住友林業(東京都千代田区)の男性社員=当時(51)=について、新宿労働基準監督署が9日までに、長時間労働が原因の労災と認定したことが分かった。遺族の代理人弁護士が記者会見して明らかにした。  男性は19年4月から東京中央支店の営業グループ店長として住宅営業などに従事していた。20年6月ごろから睡眠障害などを訴え、同12月末に自殺した。  労基署は、男性が同12月5日にはうつ病などの精神障害になっていたと認定。長時間労働が続いた上、発病3カ月前は時間外が約105時間になるなど急激に労働時間が増えたり、13日間連続で勤務したりしたことが原因と認めた。  代理人弁護士によると、新型コロナウイルス禍の自粛などが影響し、チームの営業ノルマを達成できない月が続いたが、社の方針でノルマは見直されなかった。遺族側は「達成困難だった」と主張したが、労基署は、長時間労働の事実のみで労災認定できるとして調査しなかった。  住友林業の話 社員が亡くなったことを重く受け止める。今後もご遺族に真摯(しんし)に対応する。 (了)【時事通信社】
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.