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最高峰の舞台に影=金メダル候補も「陽性」相次ぐ〔五輪〕


 【北京時事】連日の熱戦が繰り広げられている北京五輪は、新型コロナウイルス禍の影響が暗い影を落としている。検査で陽性判定を受け、中国への渡航や競技参加に支障が出ているケースがある。金メダル候補も少なくない。入国後に判明した陽性者は7日時点で計393人。そのうち、「選手やチーム関係者」は159人もいる。  スキージャンプ女子で今季のワールドカップ(W杯)総合首位を走るマリタ・クラマー(オーストリア)は渡航前に陽性判定を受け、中国入りを断念。「こうならないようにあらゆる対策を講じていたので、信じられない。言葉も感情もない。ただ空虚なだけ」。SNSにやり切れない思いをつづった。クラマー不在の本番は、W杯未勝利のウルシャ・ボガタイ(スロベニア)が制した。  スキー複合は、今季W杯で最多8勝のヤールマグヌス・リーベル(ノルウェー)や、五輪金メダル3個を持つエリック・フレンツェル(ドイツ)が9日の個人ノーマルヒルを欠場。フィギュアスケート男子では、2019年世界選手権3位のビンセント・ゾウ(米国)が8日のショートプログラム(SP)に出られなかった。  日本勢では、スキー選手の1人が後に陰性となって競技に参加できたものの、外国勢の中には狭い部屋に隔離され、まともな食事が提供されないなどの問題も指摘されている。  長年に及ぶ選手の努力がふいになる悲劇がいくつも起きているが、国際オリンピック委員会(IOC)のデュビ五輪統括部長は6日の記者会見で、今後も厳格な感染対策を続ける方針を示した。「競技ができなくなった選手たちには、本当に同情する。だが、最優先すべきは全ての参加者の安全。現時点では(感染対策に)満足している」(了)【時事通信社】
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