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3度目の五輪、つらい結末=高梨「今後の競技考える必要」〔五輪・スキージャンプ〕


 ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(クラレ)が、北京五輪で自身の出場種目を終えた。5日の個人戦はハイレベルな争いに敗れて4位。新種目として実施された7日の混合団体では1回目が失格という、つらい結末となった。  女子が初めて採用された2014年ソチから3大会連続出場。どの大会も金メダルを取れるだけの実力を備えていながら、なかなか悲願に届かない。  今季のワールドカップ(W杯)は開幕から成績が上がらなかったが、地道な練習で助走姿勢の修正を図り、1月1日の個人第9戦で初勝利。上り調子で迎えた五輪だったが、傾斜が緩く踏み切りのタイミングが取りづらいジャンプ台や、風の向きと強さが頻繁に変わる難条件を克服できなかった。  5日の競技後は落胆した表情のまま、「4年間つくり上げてきた結果が4位ということで、受け入れられている」と言った。だが、これは本心には聞こえず、直後に「もう私の出る幕ではないのかもしれないな、という気持ちもある」と漏らした。  混合団体では、スーツの規定違反。責任を背負い込むように泣き崩れたという。仲間に背中を押されて2回目を飛んだが、着地後も涙が止まらなかった。男子ノーマルヒル金メダルの小林陵侑(土屋ホーム)らが挽回しようと奮闘したが、日本はメダルに届かず4位。高梨は8日になって自身のインスタグラムに「今後の私の競技に関しては考える必要がある。それほど大変なことをしてしまった」と思い詰めたような心中をつづった。  試合後には横川朝治コーチが「僕たちスタッフのミス」とし、出場した女子の伊藤有希(土屋ホーム)が「決して彼女の問題ではない」と言うなど、規定違反の責任が高梨にあるわけではないと強調していた。 (時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕ジャンプ混合団体2回目の飛躍を終え、涙する高梨沙羅=7日、張家口
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