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新背番号に込めた気概=中村、「27」を自分の色に―プロ野球・ヤクルト


 打撃練習で背番号27を着けた中村が登場すると、スタンドから拍手が湧き起こった。この日から臨時コーチとして指導する古田敦也氏が、現役時代に背負った偉大な番号。中村は少し照れくさそうに、「本家が目の前にいるんだもん」と口元を緩めた。  古田氏は1990年代のヤクルト黄金期を支えた名捕手で、昨年に続いてのキャンプ参加。中村は手首を柔らかく使う捕球の仕方など、古田氏からじっくり手ほどきを受けている。  昨季は正捕手として、6年ぶりのリーグ優勝と20年ぶりの日本一に貢献した。ただ、ここで満足しては成長は止まる。「もう一度自分にプレッシャーをかけて、勝負がしたい。目標を高く、古田さんに近づけるように」。慢心を断つため、自分を追い込む選択をした。  先輩の背中を追うだけではなく、「自分の色を出せていけたらいい」と気概を口にする。古田氏が「セ・リーグを、日本を代表する選手と言われるまで、あとひと踏ん張り、ふた踏ん張り」と見守る中、「27」を自身のイメージに染めようと汗を流している。 (浦添) 【時事通信社】 〔写真説明〕中村(左端)ら捕手に指導するヤクルト臨時コーチの古田敦也氏(右端)=5日、沖縄県浦添市 〔写真説明〕臨時コーチの古田敦也氏(左)の指導を受けるヤクルトの中村=5日、沖縄県浦添市 〔写真説明〕打撃練習を終えたヤクルトの中村(左)と言葉を交わす臨時コーチの古田敦也氏=5日、沖縄県浦添市
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