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エリザベス女王即位70年=盛大に祝賀、影落とす醜聞―英


 【ロンドン時事】エリザベス英女王(95)が、1952年に25歳の若さで即位してから6日で70年。女王は「全生涯を国民にささげる」と誓った自身の言葉通り、100歳に手が届こうとする今も公務を続け、その献身的な姿勢に対する支持は変わらない。女王の重要な節目を祝おうと、国内では国を挙げて祝賀イベントが計画されている。  女王は52年2月6日、父ジョージ6世の急死に伴い即位し、翌年6月に戴冠式が行われた。歴代最長の在位期間を誇り、プラチナ・ジュビリー(即位70周年)を迎える君主は英国で初めて。一年を通じて行われる各種公式行事は既にスタートしており、6月の特別連休中には式典やパレードなどが盛大に催される。  長い月日を経ても女王の人気は健在で、ユーガブ社の昨年の複数の世論調査では一貫して7割が女王を「好き」と回答。昨年4月には長年の伴侶フィリップ殿下が死去し、心身への影響が懸念されたが、昨秋に一時入院した後は特別な健康不安は伝えられていない。6月の式典で元気な姿が見られると期待されている。  一方、王室をめぐっては最近、女王の次男アンドルー王子(61)の性的虐待疑惑が浮上し、祝賀ムードに影を落としている。アンドルー王子は、被害を訴える女性から米裁判所に提訴され、今年後半に審理が開始される。王子は疑惑を否定するが、王室のイメージへの影響は必至。女王は先月、王子の軍籍や役職を事実上剥奪する苦渋の決断を強いられた。  このほか、王室を離脱した孫ヘンリー王子夫妻に関する絶え間ない大衆紙の報道も大きな頭痛の種だ。他の王族との「不仲」が伝えられる夫妻は今年後半、王室生活を振り返る回顧録の出版を予定する。王室と国家の安泰に尽くす女王だが、家族のトラブルで気掛かりは当面なくなりそうにない。 【時事通信社】 〔写真説明〕即位70周年の記念品に目を通すエリザベス英女王=1月、ロンドン近郊ウィンザー城(AFP時事) 〔写真説明〕結婚式に際し、手を振るエリザベス英女王とフィリップ殿下=1947年11月、ロンドン(AFP時事)
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