巡査部長を懲戒免職＝窃盗や盗撮など―千葉県警

　千葉県警は４日、火災の実況見分中の民家から約３６万円を盗んだ窃盗罪で起訴された鑑識課の巡査部長、御園生貴史被告（３９）を懲戒免職にした。同被告はこの他、県迷惑防止条例違反（盗撮）や児童ポルノ禁止法違反の疑いで１月２０日に書類送検されている。 　送検容疑は昨年８～１２月、県内で３人の女性のスカート内を小型カメラ機「ゴープロ」で撮影したほか、インターネット上で入手した少女のわいせつな動画１０本を所持した疑い。 　同被告は窃盗の動機を「出来心。生活の足しにしたかった」、盗撮の理由は「興味があり、性的欲求を満たすためだった」と供述したという。 　川口光浩首席監察官の話　被害者、県民に深くおわびし、再発防止に取り組む。　（了）【時事通信社】