中国公船が領海侵入＝沖縄・尖閣沖

　沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で３１日、中国海警局の「海警」２隻が約４時間にわたり日本の領海に侵入した。付近では日本船舶が航行しており、海上保安庁の巡視船が安全を確保し、領海外へ出るよう警告した。尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は１５日以来で、今年２回目。 　第１１管区海上保安本部（那覇市）によると、海警２隻は３１日午前６時２５～３０分ごろ、航行中の日本船舶の動きに合わせ南小島の南などで領海に侵入。同１０時１５～２０分ごろ、同島南東などから出た。　（了）【時事通信社】