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濃厚接触者待機、7日に短縮へ=厚労省、感染急拡大受け検討―新型コロナ


 新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者の待機期間について、厚生労働省が現行の10日間から7日間に短縮する方向で検討していることが27日、関係者への取材で分かった。オミクロン株の感染急拡大により濃厚接触者が急増し、社会活動の低下が深刻化しつつある状況を踏まえた。  待機期間をめぐっては、厚労省が14日、それまでの14日間から10日間に短縮すると発表。オミクロン株の潜伏期間が約3日間と従来株より短く、「10日を超えることは極めてまれ」であることを根拠としていた。  国内の1日当たりの新規感染者は14日以降、3倍以上に増加し、濃厚接触者も急増している。岸田文雄首相は25日の衆院予算委員会で、「短縮の方向で検討する。一定のリスクは伴う中で、どこまでが適切なのか判断したい」と表明していた。   国立感染症研究所の報告によると、オミクロン株感染者は、接触から7日目までに94.5%、10日目までに99.2%が発症するとされる。国内3カ所の保健所が実施した調査では、感染者の約97%は潜伏期間が5日以内だったとされ、専門家からは「数%のリスクは許容しても待機期間を短くした方がいい」との声も上がっていた。  医療や保健所、学校などで働く「エッセンシャルワーカー」については既に、感染者との接触から6日目の検査で陰性だった場合は、自治体判断で解除できるようになっている。(了)【時事通信社】
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