１歳車内放置、母親を不起訴＝千葉地検

　千葉県八千代市で昨年７月、車内に次女＝当時（１）＝を放置したとして、保護責任者遺棄容疑で逮捕された母親（２６）について、千葉地検は２６日、不起訴処分とした。地検は「事実を立証し得る証拠を収集できなかった」としている。次女は熱中症の疑いで死亡し、地検は容疑を保護責任者遺棄致死に切り替え調べていた。 　地検によると、車のエアコンはスイッチが入っていたが、完全な形では作動していなかったという。 　母親は昨年７月、自宅マンション駐車場に止めた軽自動車内に次女を約３０分間放置したとして逮捕された。地検は同８月に処分保留で釈放して捜査を続けていた。　（了）【時事通信社】