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行楽地、募る先行き不安=「いつまで続く」「切りない」―まん延防止初の週末


 新型コロナウイルスの新規感染者が各地で連日最多を記録する中、新たに13都県にまん延防止等重点措置が適用されてから初の週末を迎えた22日、対象区域の行楽地では先行きを不安視する声が聞かれた。  日本有数の観光地として知られる神奈川県の箱根。マスク姿の観光客はあちこちで見られ、箱根湯本駅前で土産物店を営む50代男性は「客足はコロナ以前に戻りつつある。またにぎやかな街が見られると良いな」と笑顔を見せた。一方、温泉旅館を営む男性は「今年に入って2月以降の予約キャンセルが少しずつ増えてきている。感染対策もしているのに、いつになったら収まるのか」と表情を曇らせた。  正月三が日はにぎわいを見せた三重県の伊勢神宮。近くの「五十鈴茶屋」従業員、荒木洋之さん(54)は予想より多い参拝客に胸をなで下ろす一方、「感染者がここまで増えると仕方がない。(今後の営業)計画を修正しなければ」と明かした。タクシー運転手の出口達也さん(62)は「正月と比べ利用客が一気に減り、駅でお客さんを90分も待ったほどだ。(コロナ禍が)いつまで続くのか不安で、見通しがつかない」とこぼした。  入場制限する千葉県浦安市の東京ディズニーリゾートには待ちかねた様子の予約客が訪れ、スタッフが「前のグループと距離を取って」と呼び掛けていた。  東京都内の20代姉妹は「本当は半年前に来る予定だった」と話す。当時はデルタ株が猛威を振るった第5波のさなか。延期したこの日は重点措置期間にぶつかり、「予約したし、(今回は)行こうと思った」と語った。来月入場予約したという男子高校生(16)は友人3人と一緒に園外のグッズ売り場を訪れた。第6波と度重なる措置に「もう切りがない」とうんざりした様子だった。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕箱根湯本駅前の商店街を歩く観光客ら=22日午前、神奈川県箱根町 〔写真説明〕まん延防止等重点措置が三重県に適用後初の週末を迎え、参拝客でにぎわう伊勢神宮内宮近くの飲食店や土産物店が並ぶエリア=22日午後、三重県伊勢市 〔写真説明〕東京ディズニーリゾート前を行き交う人たち=22日午前、千葉県浦安市
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