オリックスの宮内オーナー、今季限りで退任＝昨季優勝「一つの区切り」―プロ野球

　プロ野球オリックスの宮内義彦オーナー（８６）が２１日、大阪市内で記者会見し、今季限りで退任することを明らかにした。１９８８年１１月からオーナーを務め、「昨年、２５年ぶりにリーグ優勝を果たし、一つの区切りができたと思う」と述べた。 　今季開幕前に発表したことについては「何が何でも優勝して、日本一になって、もう一度胴上げをしようと思ってくれないかな、と。選手がどう思うか分からないが、シーズンが始まる前に言っておこうと思った」と説明した。退任後も球団にとどまる意向。 　後任は井上亮（６９）オリックスグループ最高経営責任者（ＣＥＯ）の予定。　（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕今季限りでの退任を発表したオリックスの宮内義彦オーナー＝２１日午後、大阪市西区の京セラドーム大阪