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チェン、立ちはだかるか=世界王者が雪辱の五輪へ―フィギュア・海外のライバル


 フィギュアスケート男子で羽生結弦(ANA)の3連覇なるか。北京五輪全体を見渡しても一番の話題になりそうだが、最大のライバルが世界選手権3連覇中のネーサン・チェン(22)=米国=だ。  アクセルを除く5種類の4回転ジャンプを初めて全て成功させた選手として、4年前の平昌五輪ではメダル獲得が有力視された。しかしショートプログラム(SP)でミスが続き、まさかの17位と出遅れた。フリーは底力を発揮して1位となったが、合計は5位と苦い結果となった。  悔しい経験を糧にして、その後のチェンは勝ち続けた。昨年10月のスケートアメリカで久々に優勝を逃したが、翌週のスケートカナダできっちり表彰台の最上段に返り咲き、今月上旬の全米選手権では6連覇を遂げた。  全米ではSP、フリーとも2019~20年シーズンの曲を使用。このシーズンのグランプリ・ファイナルで出した合計335.30点は、世界歴代最高点として残る。全米のフリーでは2度の転倒もあり「愚かなミス」と反省したが、五輪でもこの曲を使うことになれば、雪辱の金メダルへの勝負手となるかもしれない。  羽生が史上初の成功を目指すクワッドアクセル(4回転半)にも注目しており、「彼は常に彼の方法で競技を押し進めている」と敬意を示す。母が北京出身のチェンにとって「大きな意味を持つ」という舞台で、目標としてきた羽生と最高の演技で競い合うつもりだ。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕フィギュアスケートの全米選手権で6連覇を果たしたチェンの演技=9日、テネシー州ナッシュビル(ロイター時事)
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