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全家屋失われた離島も=衛星電話で通信―トンガ


 【シドニー時事】海底火山の噴火と津波に見舞われた南太平洋の島国トンガの政府が18日に発表した最新の被災情報では、一部の離島で全家屋が失われるなど深刻な実態が明らかになった。政府は津波について「最大15メートル」に達したとしており、被害の拡大につながったとみられる。  トンガ政府が「全ての家屋が破壊された」と発表したのは、首都があるトンガタプ島北方のハアパイ諸島に位置する住民約50人のマンゴ島。海抜が低く、噴火したフンガトンガ・フンガハアパイ火山にも近い。マンゴ島からは遭難信号が発信されたとして、国連人道問題調整事務所(OCHA)も懸念を示していた。  ハアパイ諸島ではフォノイフア島やノムカ島でも広範な被害が確認され、中でもフォノイフア島で残された家屋は2軒だけという。OCHAによると、トンガタプ島でも家屋150軒が損壊した。被災した島民らの避難が始まっている。  今回の災害では通信が遮断されたことで被害状況の把握が遅れた。発表によれば、15日の噴火後から17日午前まで離島との連絡が取れなかったが、トンガ領内では現在、一部地域を除き衛星電話などを通じ通話が可能になった。ただ、海底ケーブルの破損により外国との通信には依然支障が出ている。水の供給も火山灰で影響を受けている。 【時事通信社】 〔写真説明〕火山灰に覆われたトンガのノムカ島=17日(ロイター時事)
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