青森の監督、福士出場を歓迎＝都道府県女子駅伝

　青森の大島健治監督が、「ふるさと出場」の福士を歓迎した。今月３０日の大阪ハーフマラソンを最後に現役を退く３９歳の福士にとって、８年ぶりの都道府県女子駅伝となる。同監督は「最後に青森県を選んでくれたのはチームとしてうれしい。若い選手にも刺激になっている」と喜んだ。 　２００４年に最終９区でマークした区間記録（３０分５２秒）は今も残る。今回も９区。全盛期の走りは望めないものの、笑顔のラスト駅伝になりそう。大島監督は「本人も速いスピードでは走れないと思っているでしょう。完走できれば、という軽い気持ちで考えているのでは。楽しんでほしい」と顔をほころばせた。（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕２０１４年の都道府県女子駅伝で、笑顔を見せながらゴールする青森のアンカー福士加代子＝同年１月、京都・西京極陸上競技場