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ジョコビッチ選手ビザ、再び無効=全豪テニス出場断念も


 【シドニー時事】オーストラリアのホーク移民相は14日、新型コロナウイルスのワクチンを接種していない男子テニスのノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)に対して、保健上の理由などからビザを取り消すと発表した。同選手は豪州到着時に同じ理由でビザが取り消されたが、裁判所の審理で覆った。全豪オープンテニスの開幕を17日に控え、第1シードで出場を予定している同選手のビザが再び無効となる異例の展開となった。  ホーク氏は声明で「モリソン政権は特に新型コロナに関連して豪州の国境を守る決意だ」と強調した。豪メディアによると、同国に既に入国しているジョコビッチ選手は不服として裁判所に訴える意向だ。しかし、移民施設に収容された場合、全豪出場を断念する可能性がある。   ジョコビッチ選手は5日夜にメルボルンの空港に到着した。同選手は昨年12月にコロナに感染したとして、外国人に義務付けられているワクチン接種が免除されると主張したが、豪政府は接種免除のための書類に不備があるとして入国を拒否した。しかし裁判所は今月10日、空港でジョコビッチ選手に対する当局の扱いが「不当」だったとして、入国を認める判断を示した。  ジョコビッチ選手には、直近の渡航歴に関して豪政府に虚偽の申告をした疑いや、セルビアでコロナ感染が確認された後に隔離を怠った疑いも浮上した。渡航歴に関しては、同選手は代理人が申告した際に「意図しないミス」があったと釈明し追加情報を提供。豪政府は対応を検討していた。  全豪オープンでジョコビッチ選手は、同じセルビアのミオミル・ケツマノビッチ選手と1回戦で対戦することが決まっている。(了)【時事通信社】
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