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小林陵、金候補に浮上=北京五輪開幕30日前のメダル予想


 【ロンドン時事】米国の大手データ会社グレースノート社は、北京冬季五輪の開幕30日前に合わせて各国・地域のメダル獲得数予想を公表し、ノルディックスキー・ジャンプ男子の個人ラージヒルで小林陵侑(土屋ホーム)が金に挙げられた。今季のジャンプ週間で2度目の総合優勝を果たしたエースに、雪上競技の日本勢では1998年長野大会以来となる頂点への期待が集まっている。  日本は金4、銀4、銅9の計17個との予想。小林陵は五輪開幕100日前は3位以内に含まれていなかったが、今季の好成績を受けて浮上した。金は他にスピードスケート女子1500メートルの高木美帆(日体大職)、スノーボードで男子ハーフパイプの戸塚優斗(ヨネックス)、女子ビッグエアの鬼塚雅(星野リゾート)。  フィギュアスケートは、男子で3連覇を狙う羽生結弦(ANA)が銀、鍵山優真(オリエンタルバイオ)は銅。女子で全日本選手権を制した坂本花織(シスメックス)と団体は銅の予想。スピードスケート女子500メートルの小平奈緒(相沢病院)、ノルディックスキー・ジャンプ女子個人ノーマルヒルの高梨沙羅(クラレ)は銀となっている。  2018年以降の主要大会の成績を基に分析して予測された。国・地域別の合計メダル数で日本は11位。ノルウェーが最多で金22を含む45個となった。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ジャンプ週間で総合優勝を果たした小林陵侑=6日、オーストリア・ビショフスホーフェン(EPA時事)
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