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大器王鵬、じっくり地力=大鵬の孫、幕内土俵へ―大相撲・新年に誓う(中)


 大横綱大鵬の孫、王鵬が2018年初場所の初土俵から4年をかけて新入幕を果たした。191センチ、181キロ。恵まれた体も受け継いだ21歳は、突き押しを磨き、じっくり力をつけてきた。「持っているものがどれだけ通用するか楽しみ」。新年初日を心待ちにする。  先場所は東十両7枚目で11勝を挙げ昇進。立ち合いから圧倒する相撲も増えてきた。「地力がついたことを実感できている。得意な形になれば負けない」と自信を深めている。  転機は、貴景勝の付け人を務めていた幕下時代の20年11月場所。埼玉栄高で同学年の琴勝峰が結びでその大関にぶつかった。花道で見ながら「悔しい、の前にすごいと思ってしまった。そこから。これでは駄目だと思った」。目が覚めたように、出世への欲が出た。幕下上位で1年半も足踏みをしていた大器が、この場所で6勝を挙げ新十両に。きっかけをつかんだ。  部屋には自身以外の関取はおらず、新型コロナウイルスの影響で出稽古もできない。それでも脇の甘さや腰高など、常に弱点克服を意識しながら稽古を重ねた。師匠の大嶽親方(元十両大竜)は、「毎日、考えながらやっていた。その姿勢を見て強くなると思った」と、まな弟子の長所を明かした。  祖父は新入幕の場所で12勝を挙げている。「12番に近づきたいとかではなく、しっかり勝ち越して、そこからさらに勝てるように」と王鵬。一気に番付を駆け上がるつもりだ。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕初場所に向けて稽古をする新入幕の王鵬=2021年12月11日、東京都江東区の大嶽部屋(代表撮影)
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