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現状打破へ「確信」追求=御嶽海、20代最後の挑戦―大相撲・新年に誓う(上)


 大相撲初場所は9日に東京・両国国技館で初日を迎える。御嶽海は大関昇進の足固めとなる2桁白星を目指し、大関貴景勝は昨年届かなかった賜杯奪還をにらむ。横綱大鵬の孫、王鵬は新入幕を果たし、決意を胸に新年を迎えた。  ◇難敵は気持ちのむら  長く大関候補と言われながら、いたずらに年月が過ぎてきた。その現状を打破すべく、御嶽海が20代最後の年に懸ける思いは強い。「三役に居続けられるのは30歳までじゃないか」と、切迫感もある。  昨年は6場所全てで勝ち越した。照準を定めていた2桁白星に2度到達したことに一定の手応えを感じつつも、「自信が確信に変わらないといけない」。稽古では立ち合いの踏み込みと土俵際の詰めを意識し、初場所に向けて汗を流している。  最大の課題は気持ちのむら。11勝した先場所でも、集中力を保ち切れなかった取組があった。そうなると、「気合を入れているつもりでも、中からスイッチが入らない」。平幕相手の取りこぼしが、出世を妨げる手痛い黒星になっている。  解決の糸口は見いだせていないという。それでも、「いろいろ考えさせられる。だから楽しい」と悲観はしていない。欠点を自覚し、ここ2年ほどは試行錯誤を繰り返してきた。  新三役となったのは2016年九州場所。過去に2度、幕内優勝を果たした実力は皆が認めている。八角理事長(元横綱北勝海)も「もっとできるという期待がある。22年は勝負の年」と奮起を促す。照ノ富士が1強時代を築こうとする角界で、御嶽海の真価が試されている。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕初場所に向け稽古をする御嶽海(右)=2021年12月22日、東京・両国国技館内の相撲教習所(代表撮影)
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