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力発揮し、悲願の初制覇=若手が貢献したホンダ―全日本実業団駅伝


 土方が人さし指を突き上げながらゴールテープを切ると、ホンダ勢の歓喜の輪ができた。創部51年目で悲願達成。小川監督は「うれしいより、ほっとした気持ちが一番大きい。なかなか優勝に届かず、周囲から『そろそろ』とずっと言われていたから」。過去2位が最高だった強豪にとって、安堵(あんど)のタイトルだった。  それぞれが力を発揮した。2区を終えて23位と苦しんだが、最長22.4キロの4区を任された東京五輪1万メートル代表の伊藤らが好走して徐々に浮上。6区では、首位から32秒差の3位でたすきを受けた中山が区間賞の走りでトップに立つと、アンカーの土方も区間賞をマークし、後続との差を広げた。  マラソン元日本記録保持者の設楽悠が欠場する中、若手の力が結実。24歳の土方は「初優勝に貢献できてうれしい」と胸を張った。  昨年12月には自動車F1シリーズでレッドブル・ホンダのドライバーが年間王者に。F1活動最終年だったホンダは30年ぶりのタイトルで有終の美を飾り、喜びに沸いたばかりだった。  年が明け、例年以上の冷たい強風が吹き付ける中、駅伝で熱いレースを見せたホンダ。「まだ設楽悠ら強い選手もいる。彼らの力を借りながら、常勝チームを築いていきたい」。小川監督の言葉に力がこもった。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕表彰式後、記念撮影に応じる初優勝のホンダの選手ら=1日、前橋市 〔写真説明〕三菱重工の6区・吉岡遼人(奥)を抜き先頭に出るホンダの6区・中山顕=1日、群馬県伊勢崎市(代表撮影)
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