高木菜、１５００で五輪へ＝土屋、一戸らも―スピードスケート

　スピードスケートの北京五輪日本代表選手選考競技会最終日は３１日、長野市のエムウエーブで行われ、女子１５００メートルは高木菜那（日本電産サンキョー）が１分５４秒８４で２位に入り、日本スケート連盟の選考基準を満たして３大会連続の五輪代表を決めた。 　１位は妹の高木美帆（日体大職）。３位は小平奈緒（相沢病院）。高木美と４位の佐藤綾乃（ＡＮＡ）は今季ワールドカップの成績で既に代表入りを確定させていた。 　男子１万メートルは土屋良輔（メモリード）が１３分６秒１７、女子５０００メートルは押切美沙紀（富士急）が７分４秒３１をマークし、ともに国内最高記録で１位となって五輪切符を手にした。 　男子１５００メートルは一戸誠太郎（ＡＮＡ）が１分４５秒８３で１位。２位の小田卓朗（開発計画研究所）とともに代表入りを決めた。　（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕女子１５００メートルで滑走する高木菜那＝３１日、長野・エムウエーブ