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住宅から接着剤押収=「消火栓」メモ近くから―細工との関連捜査・大阪ビル放火


 大阪市北区の雑居ビルに入るクリニックで25人が死亡した放火殺人事件で、谷本盛雄容疑者(61)が住んでいたとみられる同市西淀川区の住宅から、接着剤のようなものが見つかっていたことが28日、大阪府警天満署捜査本部への取材で分かった。クリニック内にあった消火栓の扉の隙間には、接着剤のようなものが付着しているのが見つかっており、府警は谷本容疑者が開けにくく細工した疑いもあるとみて、押収した接着剤の成分を分析し、関連を調べている。  捜査関係者によると、谷本容疑者が住んでいたとみられる一軒家から、使用目的が不明な接着剤のようなものを押収した。その近くからは「消火栓を塗る」との手書きのメモが見つかっている。  大阪市消防局は2019年3月、現場ビルに消防法に基づく立ち入り検査を実施。テナントを含め消防設備を確認したが異常はなかった。  府警が事件後に調べたところ、クリニック内の消火栓の扉の隙間には接着剤のようなものが付着していた。付けられた時期や経緯は分かっておらず、クリニックの診療時間外に、ビルの警備システムが異常を検知した記録も確認されていないという。   事件当日の朝には、クリニックの非常階段の扉の外側に、粘着テープで目張りがされているのを関係者が見つけ、はがしていた。  事件前夜には、現場から約1.5キロ離れた飲食店の防犯カメラに、ビルの方向に自転車で向かう谷本容疑者に似た男の姿が映っていた。府警はクリニックの診療時間外に、非常階段の扉に細工を施した可能性もあるとみて調べている。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕火災のあった雑居ビル=22日、大阪市北区
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