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受診装い侵入か=防犯カメラに映像―大阪ビル放火


 大阪市北区の雑居ビルに入るクリニックで25人が死亡した放火殺人事件で、谷本盛雄容疑者(61)が事件当日、受付カウンターの箱に診察券を入れるようなそぶりをしていたことが25日、大阪府警天満署捜査本部の調べで分かった。院内の防犯カメラに映像が残っていた。府警は、同容疑者が受診のため訪れたように装ってクリニック内に侵入したとみて調べている。  府警によると、院内の防犯カメラを調べた結果、谷本容疑者が4階の「西梅田こころとからだのクリニック」に到着後、エレベーターを降りた付近に両手に持っていた紙袋を置いた後、靴を脱いで受付カウンターに向かい、診察券を箱に入れるようなそぶりをしていた。当時、受付近くの待合室には約10人がいたという。   谷本容疑者はその後、紙袋を置いた場所まで戻るとライターの点火を試した上で、紙袋からガソリンをまき火を付けていた。  火の手に気付いた患者らがクリニックの奥に避難すると、谷本容疑者はさらに、非常階段につながる扉の前にガソリン入りの紙袋を投げ付けて炎上させた。  何人かが待合室に戻ってきたが、谷本容疑者は炎の中を突進し、逃げようとした人に体当たりしていた。  事件では、谷本容疑者を含む27人が心肺停止状態で搬送され、うち25人が死亡。同容疑者と女性1人は蘇生したが、重篤な状態が続いている。(了)【時事通信社】
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