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レフェリーに異例のセレモニー=勇退の村上、家本両主審―Jリーグ


 J1最終節が行われた今月4日。心温まるシーンがあった。名古屋―浦和(豊田ス)、横浜M―川崎(日産ス)の試合終了直後のこと。それぞれの試合をもってJリーグの審判員から勇退する村上伸次(52)、家本政明(48)両主審に対し、両チームの選手がセレモニーを行った。  村上氏には、浦和の槙野がユニホームを脱ぎ、アンダーシャツに手書きした「村上さんの笑顔が僕たちに気持ちよくプレーさせてくれた」などの感謝のメッセージを披露。記録に残らないイエローカードを出して応えた村上氏は「(審判員のセレモニーは)あまり記憶がない。とてもびっくりした」。胴上げもされて宙を舞った。  家本氏はJリーグ歴代最多となる516試合で笛を吹いた。横浜M、川崎の両チームは「516」の数字が入った記念のユニホームを贈った。  常に正確な判定が求められる審判員の仕事。たたえられることはほとんどなく、目立つのは誤った判断をして批判される時ばかり。その苦労を知るからこそ、選手たちの感謝の気持ちも大きかった。  家本氏は「起きてしまったことは戻せない。それを踏まえて何をしないといけないか、常に考えてきた」。村上氏は「ポジティブな考え方をすれば、選手と走って、最高のものが見られる。それは後進に伝えたい」と話した。(了)【時事通信社】
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